2010年1月7日木曜日

七草かゆ



七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った羮を食べる風習のこと。本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、小正月1月15日のものも七種と書いて「ななくさ」と読むが、一般には7日正月のものが七草と書かれる。現代では本来的意味がわからなくなり、風習だけが形式として残ったことから、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。

昔の七草とは、これ以下の「春の七種(はるのななくさ)」や「秋の七種(あきのななくさ)」と異なることを指す。

米・粟・キビ・ヒエ・ゴマ・小豆・蓑米(葟・ムツオレグサ)

名前          現在の名前           科名
芹(せり)       セリ             セリ科
薺(なずな)      ナズナ(ぺんぺん草)     アブラナ科
御形(ごぎょう)    ハハコグサ(母子草)     キク科
繁縷(はこべら)    ハコベ(蘩蔞)        ナデシコ科
仏の座(ほとけのざ)  コオニタビラコ(小鬼田平子) キク科
菘(すずな)      カブ(蕪)          アブラナ科
蘿蔔(すずしろ)    ダイコン(大根)       アブラナ科

今では、あまり食べる習慣がなくなったが、年末年始にお酒を飲む機会、食べ過ぎるこの時期には、胃にはちょうどいいような?気がします。
年が明ければ、新年会と称して、お酒を飲む機会がまた増えるこの頃です。

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