2010年11月22日月曜日

西村(ソチョン)


ソウル中心部の伝統家屋が残っているエリア。李朝時代、高級官僚が住んでいたところで、当時の王宮である景福宮の北側に位置するから北村。1984年「韓屋村保存時域」に指定され、今でも900棟ほどの韓屋(ハノッ、韓国の伝統家屋)が残っています。最近はその昔ながらの町並みに新しいお店も増え、人気の観光スポットとして浮上~。今年(2010年)はなんと約20万人の観光客が訪れる見込みというからスゴイですね!そんな北村人気をうけて?!2010年6月、景福宮の西側エリアにあたる西村(ソチョン)も韓屋保存地域に指定されました。こちらは伝統家屋がところどころに残る庶民的なエリアですが、世宗大王が生まれた地であり、また有名な小説家や詩人が住んでいたところとしても知られています。


「景福宮の西側の村」。仁王山(インワンサン)と景福宮との間にある約58万平方mの地域のことで、清雲孝子洞に含まれる宮井洞(クンジョンドン)、昌成洞(チャンソンドン)、清雲洞(チョンウンドン)、玉仁洞(オギンドン)、通仁洞(トンインドン)、楼下洞(ヌハドン)、楼上洞(ヌサンドン)、孝子洞(ヒョジャドン)、そして社稷洞に含まれる体府洞(チェブドン)、弼雲洞(ピルウンドン)、通義洞(トンウィドン)などで構成されています。

白松ペクソン 백송
牛や豚の肉骨をじっくり煮込んだ白濁スープを飲むと体があったまり、なによりも元気がでるんです。
食欲がないときにもぴったり。そんな白濁スープの代表格といえば、ソルロンタン。
ソウルにはソルロンタン一筋の有名店がたくさんありますが、今日は食材と調理法にこだわって昔ながらの味を守るとともに、昔からのお客さんもずっと守っている、そんな地元人御用達の老舗。

トゥッコリコムタン(特テールスープ)

お値段からしたら、ソルロンタンの2倍以上、他店と比べても高め。やはり韓牛を使っているからでしょうか?いえいえ、それだけではありません。量がかなり多いです。器を見ても、普通のソルロンタンの1.5倍はあります。牛足、トガニ、テールとお肉もかなり入っているので、二人で食べてもよさそうな量です。スープはソルロンタンとの違いがあまり分かりませんが、ソルロンタンと同じく塩で味を調節してからいただきましましょう




ソルロンタン

白っぽく、お肉もヤンジモリ、内蔵、トガニ(軟骨)などいろんな部位が入っています。普通はこんなにいろんな部位は入ってないですよね。肉のダシがかなり利いていて、味も濃厚。チェーン店の味に慣れていたら、こちらのスープは牛骨ダシ独特の香りが少し気になるかもしれません。そんな場合は胡椒を入れるとまた変わりますョ。味は塩で調節していただきましょう。あ、ネギをたっぷりと...!

このお店をめざして、いってみるのもいいですね~!
今回は友達と会わない日が2日あるので...(韓国人は旧正月を祝うそうですが、連休なので、帰郷する友達が多いです。)

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